今もある世界からの支援

宮城県牡鹿郡女川町

日本有数のサンマ漁獲量を誇りながら、東日本大震災による津波の被害により千人近い死者を出した宮城県・女川町津波により水産加工施設も壊滅的な被害を受けた。(写真①)
そこにカタールフレンド基金から20億円の援助を得て、冷凍庫ビル「マスカー」(写真②)が建てられた。震災以降、初めて建設された大型施設であり、女川町民にとって水産加工産業再生に向けた大きな“希望”となり、復興のシンボルとなった。その模様は「サンマとカタール」という映画にもなった。

2020年に設立された女川小中一貫校もカタールからの大きな支援で建てられ、校内にはカタール文化の展示、石碑が建てられている。(写真③、④、⑤、⑥)これだけ長期に支援している国を女川の人に直に見て欲しい思いは募ります

宮城県女川町内の様子 2011年3月13日朝日新聞より
カタールフレンド基金からの援助を受けて建設された冷凍庫ビル「マスカー」
女川小中一貫校 全景
女川小中一貫校校内カタール友好の石碑
校内に展示されるカタールの文化
この展示が今女川小中一貫校にある事を伝えないといけない
ドキュメンタリー映画「サンマとカタール~女川つながる人々」予告編
※津波の映像が流れます。

熊本県球磨郡球磨村 

2020年7月犠牲者50人以上など大きな被害が出た熊本県の球磨(くま)川の氾濫による被災地「神瀬」地区へも、南カリフォルニア熊本県人会。デトロイト商工会から多大な支援を頂きました。建築制限があり、今も家に帰れない地域です。仮設暮らしが長引いています

2020年7月熊本県球磨川の氾濫で村は水没した
球磨村の神瀬の被害は大きく、建築制限により2年経った今の帰れない人が多くいる
球磨村に3年経っても継続的に支援してくれる南カリフォルニア熊本県人会
デトロイト商工会は球磨村と人吉に支援を頂いた